2018年10月23日火曜日

SBC6800のソースを6809にかける

🔄SBC6800+IOのサンプルプログラムをArcpitのX6809.exeにかけてみた🔄

★サンプルプログラムの【ファイル置き棚】

★SBC6800の当Blog記事は【MEK6800 II (マイコン)の再燃】
★SBC6800,SBC6809全般の記事は【電脳伝説さん】
SBC-IO,SBC-BUS,BASIC9などの記事は【レトロな雰囲気さん】

1. 「エリーゼのために」を演奏
 MUSIC09.asm (MUSIC09.zip)
    • プログラム開始番地 $0020
    • プログラム領域   $0000-$008C  MELODY data $00C0以降
    • MEK6800 DIIのマニュアルに掲載されているサンプルプログラムにLEDレジスタ書き込みを追加したものです。
    • PIA ポートB アドレス $8052.$8053 を使い、CB2をON/OFFしてAUDIO出力します。
    • 同時にLEDレジスタアドレス $8000 にPITCHデータが書き込まれ、4個のLEDが音階に合わせて点滅します、
    • CB2(J3 pin 26) とGNDにアンプを接続すればメロディが出力されます。






2. TEK4010エミュレーション

  • TEK09v3.asm (TEK09v3.zip)
  OUTEEEをプログラム内に追加
  DEMOプログラムは$1200以降に作成



  • DEMOプログラム開始番地は $1200

ASSIST09で 「G 1200」と入力
  • 参照したサイト(赤線アンダーライン)
参照したサイトのURL

3. その他
  • BASIC9V1.asm (BASIC9_Arcpit.zip)
    • BASIC9V1.asm, BASIC9V1.bin, BASIC9V.HEX, BASIC9V1.LST 
    • SBC6809のBASIC9を、ArcpitのアセンブラX6809.exeの作法でアセンブル可能なように書き直したリスト。BINファイルで同一性を保持。

  • BASIC9のDEMO
    • ASCII ART

ASCII ART
    • LIFEゲーム



vintage-basic.netを参照
😄twitterは  @Leo_yumesichi

以上

2018年10月9日火曜日

SBC6809+IOでASSIST09が走る

SBC6809にASSIST09を移植した例は既にいくつか報告されている。

🔀当BlogではASSIST09の アセンブリソースを元にアークピットのアセンブラX6809.exeの作法に従ってソースを変更してみた🔀

☆すべてのコマンドが使用可能
SBC6809(32KB) +Adapter         SBC-IO(16KB)

1. PCの環境と条件
 ★PC:
 win10に次のコマンドをインストール:
  msdos.exe  MS-DOS Player
  X6809.exe  Arcpitのクロス・アセンブラ
  hex2bin.exe http://hex2bin.sourceforge.net/
  Xgpro v8.00 Universal Programmer TL866 II PLUSの書き込みソフト


TL866 II PLUS


 ★SBCシリーズの製作:
  SBC6809 (スイッチサイエンス)
  SBC6809 Adapter Rev.02 (ORANGE pico)
  SBC-IO Rev.02  (ORANGE pico)
  SBC-BUS Rev.02 (ORANGE pico)

  参照記事:
  「電脳伝説さん」の【ホームページ】
  「レトロな雰囲気さん」の【SBC6800/SBC6809ルーズキットを動かす】
  「kuni-netさん」の【CPUボード(SBC6800)で電大版TinyBASICを動かす】
   当Blog の製作記事【SBC6809+Apaterをつくる】

2. オリジナルのASSIST09
 参照記事:
  MOTOROLA「MC6809-MC6809E Microprocessor Programming Manual」
    海外サイトの【 http://geneslinuxbox.net:6309/gene/Genes-os9-stf/ 】
    海外サイトの【http://www.classiccmp.org/dunfield/r/6809prog.pdf】
 その他に参照した記事
    Old68funさんの【6809/6800とFLEX】
 
3. オリジナルソースの手入れ
 ・SBCのACIA,PTMアドレスに変更
  ACIA EQU $E008 ---> ACIA EQU $8018
  PTM  EQU $E000 ---> PTM  EQU $8030

 ・アセンブラ X6809.exe の作法に倣って編集
  .AVTBL  --->   _AVTBL に置き換え
    'P,'C   ---> 'P','C'  に置き換え



・アセンブル
win10の コマンドプロンプトで次のように入力する。
 >msdos X6809 /H  assist09v1.asm  assist09v1.HEX  assist09v1.LST
BINにするには次のように入力する。
 >hex2bin -s f800 assist09v1.HEX
 参照記事(Arcpitクロスアセンブラの使い方など)
  「Old MC6800さん」の【MIKBUGプチ拡張】
  「DAIさん」の【適当にためしながら学ぶ電子工作お勉強室

4. EEPROMに 焼き込む
 使用したEEPROM(32KB)
 ・CATALYST CAT28C256P
 ・ATMEL AT28C256 15P  




【移植したファイル ASSIST09v1 の置き棚】
 ASSIST09_SBC.zip
 (assist09v1.asm, assist09v1.LST, assist09v1.HEX, assist09v1.bin, assist09v1.MAP)

5. ASSIST09の動作
  当BlogのHEXまたはBINファイルをそのまま利用する場合には、SBC-IOに16KBRAMが必要です。ソースリストの
 RAMOFS  EQU  -$1900   ---> -$7900
などに変更すれば、SBC6809の32KBRAMでも可能(未検証)


動作確認済みのSBC-IO基板

動作確認済みのSBC-IO基板

SBC基板と動作画面
6. TRACE機能
 トランジスタ(代品2SC1844)、抵抗、ジャンパピンの配線、MC68B40P挿入で動作確認を行った。

T 1.は1行、T 2.は2行の実行

😄twitterは  @Leo_yumesichi
🔀SBC6800の記事は MEK6800 II (マイコン)の再燃

以上

2018年10月5日金曜日

SBC6809でEKMonitorを試してみる

🔀海外の個人サイトにあるEK6809MonitorをSBC6809に移植した🔀

★ HPは https://laurent68k.wixsite.com/laurent68k/homebrew-computer
1. HPよりダウンロードしたBINファイル
  • win10のバイナリーエディタ 「Stirling」を使って、
  • ACIAアドレスを置換モードで変換(SBC6809)
    • $D000 -> $8018
    • $D001 -> $8019
  • PIAアドレスを変換 (SBC-IO)
    • $D004 -> $8050
    • $D005 -> $8051
    • $D006 -> $8052
    • $D007 -> $8053
 【移植したファイルの置き棚】の EK6809MonitorX.bin

2. 32KBROMの配置

  • $6000 - $7FFF EK6809Monitor
3. コマンド一覧
  • COPY, PIA のアクセスなどがある。
  • また、TinyBasicが起動する



【追記】上記で動作確認しているが、ソースリストを編集してみた。

 4. ソースリストの編集
 Arcpit のアセンブラ X6809.exe の作法に従って、BINファイルでの互換性を保持するようソースリストを編集した。元にあるミスも修正
 ★作法
  • ラベルは10文字以内に
  • リストにあるFCC(文字定義)の¥033E,¥015...などを$1B,$0Dに置き換え
【編集したファイルの置き棚】の EK6809Monitorv1.zip
  • EK6809Monitorv1.asm, EK6809Monitorv1.LST, EK6809Monitorv1.HEX, EK6809Monitorv1.bin, EK6809Monitorv1.MAP
THANKSと入力すると



以上

2018年10月4日木曜日

SBC6809+Adapterをつくる

🔀当Blogでは、SBC-IOへの拡張を前提にしたSBC6809を製作した。🔂

★SBC6809の製作に関しては、開発者のHPに多数の実例が紹介されており、当Blogの報告に当たっては多くの記事を参照させて頂いた。

【電脳伝説さんのHP】

★SBC6809Adapterの製作に介しては、開発者のHPを参照させて頂いた。
【レトロな雰囲気さんのHP】

通信クロック生成IC(PIC12F1822)の書き込みはTL866 II Plusを使用
 SBC6809のターミナル通信のクロックアップについては、次のTwitterを参照
 ('19.03.17 追加)




動作確認を終えたSBC6809単体と回路図の改修部分


主な部品


1. RAMを32KBに拡張

 SBC6809基板は8KBRAMで設計してあるので、32KBに拡張するためには基板パターンカットと追加配線が必要となる。
2. ROMの32KBのA13をスイッチでHigh,Low切換え
🌠ROMを差し替えて使用する場合には、この改修は不必要です。
🌠32KBのROMのアドレスA13をSWで切り換えているMonitorとBasicなどを切替て試用するための予備改修。A14でも可能だが一箇所のパターンカットで済む楽な方を選択した。




3.MonitorとBasicを走らせる
  • Monitor
    • Monitorは電脳伝説さんのHPの製作実例を辿ると、いくつか紹介されています。当BlogではMPB6809用を試用しました。
  • Basic
  • 32KBROMの配置
    • $4000 - $5FFF Monitor
    • $6000 - $7FFF Basic9
4. 6809Adapterの接合
レトロな雰囲気さんのHPに部品表や注意点などの詳細が記載されている。
SBC-BUSに接続するためのコネクタはオスメス接合した状態でハンダ付けを行った。
これはコネクタピンと基板の間隔を確保するためである。この隙間により基板とBUSのコネクタが密着する。


SBC6809単体で動作確認した上で、修正した配線や抵抗を取り外す。
接合した後に配線や抵抗を元通りにする。Adapterの抵抗、リセットSW、LEDをハンダする。NMIのハンダブリッジは忘却しがちで要注意




以上




MUTIF09にAM9511を載せてみる

難しそうで躊躇っていたAm9511ですが、 【ryu10さんのBlog】 に勇気づけられ、チャレンジすることにした、そのあれこれです。 【MUTIF09のファイルの置き棚】 1.PCの環境と条件   ★PC:  win10に次のコマンドをインストール:   msdos.exe  ...

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